
今まで使用していたのが“Ai Nikkor 24mm F.2.0”
Ai-sになる前のレンズですから、結構前のレンズですね~ (;´∀`)
私的に“Carl Zeiss Distagon 25mm F.2.8 ZF”をテストしてみて感じた事を書いてみようと思います。
フィルム時代のレンズであっても、デジタル時代に被っているレンズの場合、製造年にもよりますが、デジタルカメラでの使用も考慮していたりするので“レンズのコーティング”が良くなっている事が多いです。
しかしそれ以前のフィルムカメラ用のレンズは、現在“オールドレンズ”と呼ばれ、デジタル時代のレンズとはまた違った写りが魅力で人気ですね~ ( ´∀`)
今回はフルサイズ機“Nikon D700”でテストしています。
我が家の“Ai Nikkor 24mm F.2.0”はこんな感じの写りをします。
Ai Nikkor 24mm F.2.0 撮影絞り F.2.0

オールドレンズの大きな特徴である開放値付近の“ソフトフォーカス”が見れますね~
しかし、ソフトフォーカスではありますが“ピントの芯”はしっかりしています。
絞って行くに連れて、コレは気になり難くなりますけどね。
Carl Zeiss Distagon 25mm F.2.8 ZF 撮影絞り F.2.8

開放値でも、かなりシャッキっと写ってますね・・・(;´∀`A
ハイ、ソコ、当たり前なんだが・・・って言わないw

Carl Zeiss Distagon 25mm F.2.8 ZFを色々とテストをしてみて感じた事は、レンズの構成や撮影距離等も関係しているのでしょうけど“ピントが非常にシビア”だと言う事。

開放値近辺では、画面中央辺りのピントはシッカリ来ますが、あるトコロから突然ピントが外れて行く傾向があります。
ピント合わせ云々とは別に、絞りとの兼ね合いがあるようです。

レンズは一般的に“開放値から2段絞ったトコロが性能が出ている”と言われます。
ピントも基本“点”で合焦していると言う事があります。 (ピントは“面”と言う考え方もあります。)

Carl Zeiss Distagon 25mm F.2.8 ZFは、まさにソレを地で行っているレンズの様です。
ピントも写りも開放2.8~5.6位まではとても癖が強いですが、5.6~16.0位まではとても良い写りになります。
またこのレンズは“もう1つの特徴”を持っています。 それは・・・
最短撮影距離が17㎝と非常に短い。

25mmの広角レンズ単体で、ここまで寄れるのはなかなか面白いですね。
絞り値によっては、ピントがシビアになっちゃいますけど・・・( ´Д`)=3

全体的な感想としては・・・
Ai Nikkor 24mm F.2.0 は古いので写りはアレですが、ピント等も“面”に近く扱い易く“穏やかな性質”
対して
Carl Zeiss Distagon 25mm F.2.8 ZF は、開放近辺と絞った時の2面性がある“気難しい性質”
この“癖のある部分”を上手く使ってあげる事が出来れば、面白いレンズになるでしょうね~ ( ´∀`)
苦戦しそうですけど・・・・・・(-_-;)